GR8EST〜自担がいない夏


GR8EST 名古屋最終日 7/23の公演に行ってきました。



この日は私的にGR8ESTツアーの初日。

それ以上に自担である渋谷すばるがいない6人の関ジャニ∞を初めて見る日でした。


私は4/15の会見からこの約3ヶ月をほとんど泣いて過ごしていました。

正直なんでこんなに泣いてるのかも自分でわからなくて、悲しいのか辛いのか苦しいのか、よくわからなかったです。


でも、7人最後の関ジャムを見て、

私の大好きだったいつもの関ジャニ∞を見て、

すばるくんの「eighter」という言葉をきっかけに気持ちが前向きになっていました。



そんな中参加したGR8EST。

結果として参加して良かったな、と思いました。


元々今回の名古屋は行くつもりはなくて、本当は東京だけにしようと思っていました。

でも、色んな思いがあるからこそ早く現実を受け止めて、答えを出したいと思い名古屋の参加を決めました。


なので今回は初めて一人で参加しました。


今まであまり意識したことがなかったメンバーカラーである赤を身につけて、

持つことはできないけれどすばるくんのうちわをお守りみたいにして。


もう振ることのないうちわは6人の関ジャニ∞と向き合う勇気になりました。




そして開演。

私はオープニングから最後までずっと泣き続けていました。



オープニング映像が当たり前に6人だけで、登場した後の画面も6分割。

前列は3人だけで、今まで見てきた関ジャニ∞ではありませんでした。


「本当にもうすばるくんはいないんだな」

と実感し、思わず涙が溢れました。



一曲目の応答セヨから歌を聞いて思ったのは正直みんな歌が上手いから違和感ないな、でした。

本人達もまだ慣れないのか、歌詞間違いや歌い遅れは多かったけれど、

初めて聞いた人はこれが普通だと感じるくらいに6人は仕上がっていた。


けれど、あの時すばるくんはこう歌っていたな、と蘇る記憶。


会場に響き渡るハイトーンボイスに、勢いよく奏でられるブルースハープ

あの年はこう歌っていたけど、去年はこうだったな、とか。


本当に今まですばるくんだけを見てきたからどうしても頭の片隅にすばるくんが離れなかった。


"近くのメンバーよりも遠くの自担"

そうやって何年も追いかけ続けていたから。



何度も前を見ることができず、俯いてしまいました。



でも、そうは言っても私は関ジャニ∞が好きだからこうしてライブに参加している。


だから待ちに待った関ジャニ∞がいるのに、

楽しいのに、

ふとした瞬間に思い出されるすばるくんのカケラに気づいては泣いてしまう自分が情けなかった。


MCも「本当にすばるくんはいないんだなあ」と思って楽しいのにどこか上の空だった。


笑いながらもふと我に帰る感じ。


歌の時もそうだけど、

今までほとんどすばるくんだけを見てきた私はどこを見ればいいのかもわからなくて、

とりあえず全体を見て新鮮な気持ちと、なんとも言えない喪失感を感じていました。


でも違和感を感じているのはきっとすばる担だけで、

周りを見ても取り残されているのは私だけだった。




自分はここにいていいのかな。


そう思う瞬間がライブ中にも何回もありました。

でもその度に関ジャニ∞が励ましてくれました。

 


亮ちゃんが始まってすぐに「いつもと違う景色ですけどこの状況を認めてもらえたらな、と。すばるくんファンの気持ちは辛いかもしれないけど、すばるくんしか好きじゃない!って人はここにきてないと思うんで」


"いつもと違う景色"

そう表現してすばる担を気遣ってくれてた。


そして好きな人を追いかければいいと、6人の関ジャニ∞もいいと思えばまた来て欲しいと選択の自由をくれた。


泣いてる私達に向かって「笑え名古屋!」って叫んでくれた。

泣けば、気持ちが整理できると教えてくれた。


7人最後の関ジャムで泣いていた亮ちゃんはすばるくんとの約束を嘘にしないために堂々とセンターを張って率先して声を出してくれました。



横はズッコケを堂々と歌ってくれました。

バンドの時は前に出て率先して盛り上げるのは苦手なはずなのに、

すばるくんのパートを歌って会場を煽ってくれた。

最後の挨拶でも最初は名前を出すのを躊躇っていたけど、

意を決してすばるくんの名前を出してくれた。


丸はすばるくんがいなくなって後から実感してショックだった、キャパオーバーだった、と素直に話してくれました。

だからこそ自分のペースで受け止めていってほしい、と優しく言ってくれた上で、「ついてこい」と言ってくれた。


大倉は今まで沢山いろんな言葉を発信してくれていたけど、

改めて私達すばる担も受け入れてくれた。

「みんな違う人のうちわを持っているけれど、関ジャニ∞を愛してくれてる」と私たちを特別扱いしないでeighterの1人に入れてくれた。


すばるくんがいないからいつもみたいに「eighter」と誰も言わなくて、

それがまたすばるくんを恋しくさせていた時にヤスが代わりに「eighter」と言ってくれた。

自分だって今辛いはずなのに、きっとファンの顔を沢山見てくれてたんだろうな。

その優しさがとても沁みた。

そしてそんなヤスを最初から最後まで特に気遣って見守ってくれたヒナ。
MCもいつもなら横かどちらかしか仕切らないのに、2人で率先して盛り上げてくれた。

私達が泣かないように「ちっさいおっさん」って表して最後まで明るい声で挨拶してた。
涙で終わらないように笑顔で終わらせてくれた。


挙げ出したらきりがないけれど、沢山関ジャニ∞からの愛を感じることができた。

それが私は嬉しかった。


そして私が一番嬉しかったのは大阪ロマネスク。
すばる担にとって大阪ロマネスクの冒頭の所は宝物のようなもので、
一瞬で心を惹きつけてくれる大切なものだった。

だから他のどの曲をすばるくんじゃない人が歌っても、
ここだけは譲れなかった。

譲れないも何もすばるくんの曲じゃないんだけど、それがわかっていてもきっと違う誰かが歌えば思いたくないのに文句が出てしまう…。

そう思って全員の挨拶が終わった後歌い出した大阪ロマネスク。

関ジャニ∞が出した答えは"6人全員で歌う"だった。


6人が大切に宝物のようにしてくれた。

それが嬉しくて、私は更に泣けました。

あぁ、eighterでよかった、と思いました。


そして個人的にはキングオブ男の亮ちゃんとの所もすばるくん以外と手を合わせるのは見たくないなあ…
と思っていたからあそこも亮ちゃんが全部背負ってくれて嬉しかった。


本当に挙げ出したらキリがないくらい6人からの愛を感じて、
この3ヶ月いつもマイナスな気持ちで泣いていた私が初めて前向きな気持ちで泣くことができました。

涙は悲しい時だけじゃなく、嬉しい時にも流れると関ジャニ∞が教えてくれました。


変わっていくものはこれからも沢山あるけれど、
でも受け継がれたものも沢山ある。

それを感じることができただけでも今回参加する意味があったんじゃないかな、と思います。


正直すばるくんのいないライブは思ったよりも私の中で衝撃で、
まだまだ現実を受け止めきれていなかったんだなあ、と思いました。

6人の関ジャニ∞を応援する決意をしていてもやっぱりすばるくんのいないステージを見るのは辛くて、
本当にずっと涙が止まらなくて、何度も俯いてしまって、今まで120%の気持ちでライブを楽しんでいたとすれば、今年はきっと100%いっていなかったかもしれない。

楽しかったけれど、心にぽっかり穴が開いていたのはやっぱり事実で。

でも、ライブに参加して、6人の関ジャニ∞を見届けることができて本当によかったと思いました。


正直今回のGR8ESTで感じたのはすばる担はeighterからは受け入れられてはいないということ。

札幌でもすばる担を虐めるようなことがあったみたいだけど、
実際に私も名古屋で奇異の目で見られ、「すばるいないのになんで来てんの?」と笑いながら言われました。

正直悲しかったですし、なんでそんな事言われないといけないんだろう、と思いました。

担当は違ってもeighterということには変わりはなくて、
あの日同じように悲しんだはずなのに、ツアーが始まれば手のひらを返したように攻撃してくる。

正直辛いです。
自担がいないだけでも苦しいのに、まるで犯罪者のように嫌な目で見られ攻撃されて。

私たちが一体何をしたというのでしょうか?

被害者ぶってるという人もいるけど、寧ろ私達はそういう"可哀想な人達"と見られたくないです。
勝手に「可哀想」だと言われ、一方的に嫌がらせを受けているけど、
すばる担は決して可哀想なんかじゃないです。

私はすばるくんのファンで後悔したことなんてないし、
悲しいことはあるけれど、それ以上にたくさんの幸せをもらってきた。

たくさんのものを残してくれた。

だから私はこれからも胸を張ってすばるくんのファンだと言い続けるし、どこにいるかもわからないすばるくんを応援し続けます。

すばるくんがまたいつかステージに立つことを夢見て、待ち続けます。

それは決して悲しい事じゃない。

だからすばる担は可哀想なんかじゃない。

勝手に私達を可哀想にして、攻撃しないでください。

でも、そうは言ってもeighterはそういう人ばかりではありません。

 ずっと隣で泣いている私が鬱陶しかったはずなのに、
最後まで何も言わず、笑顔でしっかり手を握ってくれた人がいた事。

いつもと同じ事をしているのに、
それが今回はとても嬉しくて、心強かった。


すばる担もeighterなんだと、胸を張っていいんだ、と。
その他の温かさに勇気をもらいました。


"最高で最強の関ジャニ∞"
今まで以上に強く感じました。



もう7人の関ジャニ∞はいません。
これは事実で、
すばるくんがこのステージに戻る未来はない。

永遠を望んでいたけれど、
この世に永遠なんて存在しない。

関ジャニ∞は夢ではなくリアルを伝えるグループで、
6人の関ジャニ∞ということは変えられない事実。

帰らない日々を夢見るよりも、新しい未来に期待するしかない。


私たちの夏はまだ始まったばかりで、
6人の関ジャニ∞もまだ始まったばかり。

楽しいことはこれからたくさん待っている。


すばるくんが本当に一人で動き出すまではもしかすると完全には切り替えられないかもしれないけど、
一すばる担、そしてeighterとしてこれからも関ジャニ∞の生き様をこの目に焼き付けようと思います。