報道から一週間が経ちました。
この一週間はとても長く、そしてあっという間だった気がします。
最初にすばるくんの退所を知った時、私はとても冷静でした。
けれど、日が経てば経つほど苦しくなっていました。
この一週間、私は同じ夢を繰り返し見ていました。
すばるくんが脱退するという事が嘘で、私は「なんだ、夢か」と、安心して起きる。
でも、それこそが夢で、泣きながら朝を迎えていました。
毎日毎日本当に泣いて、
関ジャニ∞の曲を聴くだけで涙が出るし、関係ない嵐の曲を聴いても泣けるし、会見なんてとてもじゃないけど見る事ができなかった。
漸く会見を見れるようになっても見るたびに泣いてしまうし、
人間ってこんなに泣く事ができるんだと24年間生きてて初めて知りました。
会見のあった次の日は仕事が休みだった事もあり、ただただ泣いていました。
このまま落ち込んでいても仕方ない、と思って何かテレビでも見ようと思って点けたら、たまたまミヤネ屋で特集をしていて、それを見てまた泣いて。
次の日からは毎日仕事で、たまたま6連勤だったのであまり考える時間もなかったけれど、
それでも通勤中に聞く関ジャニ∞で歌うすばるくんの声を聞いて泣いてしまったり、
Twitterで塞ぎ込むすばる担を見て共感して泣いてしまったり、
1日が過ぎていく度に関ジャニ∞渋谷すばるとして残された時間を感じ、泣いていました。
連勤もあったかもしれないけれど、どちらかというとメンタルがやられてしまい、週末にはずっと頭痛と吐き気がすごくて、
立っているのもやっとでした。
けど、仕事をしている方が考えなくてよかったから楽で、休憩時間とかにドッと、体の不調を感じていました。
この時ほど接客業でよかったと思ったことはないです。
お客様と話している時間が、涙を零さないでいられた唯一の時間でした。
そのおかげで普通にテレビも見られるようになって、まだすばるくんの会見を全て見る事はできていないけど、
徐々に心が落ち着きました。
そして、この一週間で気付いた事があります。
私はすばるくんの歌が大好きです。
力強くて、優しくて、でもどこか危うくて。
命を分け与えられているかのような気持ちになるすばるくんの歌はいつまでも聞いていられる。
でも、それ以上に人や才能に恵まれていても沢山のものを抱える事ができない不器用なところや、
大事なものを一つだけ抱えて、それを武器にして、
夢を見て、踠き苦しんでも叶えるすばるくんがかっこよくて、憧れで、
だからこそすばるくんの「音楽に人生を捧げる」という夢を応援したい、と脱退を知った時に思いました。
だからすぐに、すばるくんの夢を応援する覚悟はできました。
中途半端な事を嫌うすばるくんが、
大好きな関ジャニ∞から離れて一人で戦うと決めた、その覚悟を応援しよう、と思いました。
だけど、この一週間、過ごしてみて気付いたんです。
私はすばるくんを応援する覚悟はあっても、
すばるくんがいない日常を送る覚悟ができていなかった。
ふとした時に、
今までのようにすばるくんの歌を聞く事ができないんだな、とか、
例えば無限大を聴いた時にいつもここですばるくんが「eighter」って叫んでくれたな、とか、
毎週土曜日を楽しみに習慣付いていたスバラジを聞けるのもあと少しなんだな、とか。
いつもすばるくんを思い出しては幸せな気持ちになって、次に会える時を楽しみにして、
当たり前にあると思っていた"未来"を期待していた。
だけどジャニーズ事務所を退社して海外で活動するということは、
その当たり前だと思っていた未来を失うという事。
そして、すばるくんのいない世界を生きていくという事。
別にすばるくんが死ぬわけじゃないし、
いつかは分からないけど、待ち続けていれば、すばるくんの歌を聞ける未来はあるかもしれない。
関ジャニ∞はこれからも続いていく。
それをすばるくんも、勿論私も望んでいる。
関ジャニ∞が大好きだから、私はeighterを続けると決めたし、これからも応援していくと決めた。
だけど、
関ジャニ∞が続くという事は、すばるくんのいない関ジャニ∞が当たり前になっていくという事で、
すばるくんのいない日常を過ごしていくという事。
当たり前のように新しい明日がやってくる。
6人が当たり前になって、7人の関ジャニ∞がなくなっていく。
近い未来でいえば、
ファンクラブの一番好きなメンバーという項目から、何年も変わらなかったすばるくんの名前が消え、違うメンバーの名前を入れなければならなくなる。
私はそれが辛い。
大好きなすばるくんから他の誰かになんて変えたくないのに。
それくらいすばるくんが私は好きなんです。
でもいつか、私の「すばるくんが好き」という気持ちが、eighterにとって邪魔な存在になってしまうのではないか。
すばるくんがいた関ジャニ∞を好きでいる事が、罪になるのではないか、と怖くなりました。
もう使うことのできない団扇を持ち続ける事も、
赤いレンパスを持ち歩く事も、
7人の関ジャニ∞の話をする事も、
いつか「まだそんな事言ってるの?」って呆れられてしまうのではないのだろうか。
今は同じように悲しんでいても、
担当が関ジャニ∞にいる人達からしたら、すばる担はいつか邪魔な存在になってしまうのではないか。
すばるくんが好きな気持ちも、
すばるくんが愛した関ジャニ∞を応援する気持ちも、
誰かに切り捨てられてしまうんじゃないか。
その恐怖が、兎に角苦しかった。
けど、大倉がラジオで
「すばるくんの存在を忘れる必要も、消す必要もないし、俺らも消えたって思う事はない」って言ってくれて、とても救われました。
一番納得できていないであろう大倉がそう言ってくれた事で、許された気持ちになりました。
あぁ、自分はすばるくんがいた関ジャニ∞を忘れなくていいんだ、って。
すばるくんが好きなままで、関ジャニ∞を応援し続けていいんだ、って。
心の整理はまだまだ出来そうにないし、実際7/15を迎えて、そして12/31を迎えるまでは心の整理なんて出来ないと思う。
寧ろ、すばるくんの退社を迎えてからが私たちすばる担の本当の戦いだと思う。
きっとまだまだ泣いてしまうだろうし、暗い言葉を吐き出してしまうと思う。
けど、少しずつすばるくんと、関ジャニ∞とReスタート出来るように、頑張りたい。
奇しくも、
すばるくんがFLAT FIVE FLOWERSで最後に歌った曲のタイトルと同じで、
こんな時でもすばるくんを見つけてしまうんだなあ、なんて思いました。
日常の中にすばるくんを探す事をやめるなんてできないから、
私はすばるくんを好きな気持ちを抱えてこれからのeighter人生を歩んでいきたいです。