国民的アイドル嵐から学ぶ"売れるファンと売れないファン"


 最近嵐がなぜ「国民的アイドルなのか、そしてそうなれたのか」と分析している人をよく見ます。

それを見て「なるほど〜!」と思うと共に、本当に嵐はチームワークが良いグループだなあ、と嬉しく、そして誇らしくなります。



そんなノリに便乗して私も考えてみました。


ただ私は高い分析力があるわけじゃないので、嵐の個々のスキル的なのはよくわかりません。

が、国民的アイドルになるのに必要なもの、そして嵐が持っていたものはひとつだけわかります。


それは嵐は"お金を惜しまず落とすファンが多い"ということ。



なんじゃそりゃ、と思う人間も沢山いると思いますが、これってとても大事なこと。


自グループに売れてほしい!国民的になってほしい!と思う人は目ん玉かっ開いて読んでください。

効果あるかは知らんけど。




そもそも嵐のブレイクのきっかけを私は花より男子2、そしてその主題歌のLove so sweetの発売だと思います。

これで嵐の知名度は一気に上がったと個人的に思っています。



ただこれはきっかけに過ぎない。


その後We can make it!やHappiness、Step and Goなどを発売しますが、いずれも大きなヒットはしていません。


が、嵐のヒットのきっかけになった(と個人的に思っている)花より男子の映画主題歌であるOne Loveで嵐は年間売り上げ50万を叩き出します。

そしてその後のtruth/風の向こうへでは65万越えします。


そこから嵐は安定してシングルCDの売り上げが50万越えするようになります。


翌年発売のベストアルバム「All the BEST!」ではミリオン達成、更に翌年のオリジナルアルバム「僕の見ている風景」でもミリオン達成しました。

そしてその後のオリジナルアルバム「Beautiful World」では年内達成はできなかったけれど、ミリオン達成をしました。



ちなみにLove so sweetの発売が2007年、One Loveの発売は2008年、All the BEST!の発売は2009年。


このように嵐は短期間でCDの売り上げが飛躍的に伸びました。

そしてそれは10年経った今も続いています。


この時ほどの売り上げはないにしても、シングルは初週で40万は越えているし、アルバムも年間売り上げは50万を越えている。


嵐がCDを出せば安定して売り上げが見込める。

ちなみに一時の嵐は発売前のCDの予約が出来なくなっていた事もあり、早く動いた者勝ちみたいになっていました。

それは特典の有無に関係なく。


そしてDVDやBlu-rayでも同じ。



嵐は事務所から推されている時期に安定した売り上げを続けることで、「嵐を売り出せば大きな利益に繋がる」そう思わせ、長年嵐というグループを推してもらっていました。


そうすることでメディアの露出が増え、嵐というグループを幅広い世代に知ってもらう機会を作ることができる。


そして事務所に推してもらえる嵐には映画やドラマ、そしてCMの仕事が舞い込んでくる。


そしてここにもファンにとってひとつの課題があります。

それは仕事の結果を出すこと。


これは嵐自身が頑張るしかないのでは?と思いがちだが、そんな事はない。



企業は自社の商品を良いイメージでPRし、売り上げを伸ばす為に誰が効果的かを考え起用する。


つまり、CMが決まって終わり、じゃない。



嵐ファンはそういう所も抜かりない。



メンバーの誰かのCMが決まればその商品をこぞって買い、店頭から商品が消えるなんてことはザラにある。

そしてCMに起用されている間はその商品を使い続ける。


しかもCM起用が終わればなんの未練もなくその商品の使用をやめる。

(気に入っていれば使い続けるけど、同じジャンルで嵐がまたCMを始めればそっちに乗り換える徹底っぷり)


よく嵐のCMしてる商品で生活できる、と言うけど、本当にそれで生活できてる(ちなみに嵐本人もそれで生活している模様)

ありがとう嵐。


そしてそれはドラマや映画でも同じで前売り券はしっかり並ぶし、関連グッズや商品は売り切れ続出するほどしっかり買い込む。



そうすることで嵐を起用すると安定した売り上げが見込めるとジャニーズ事務所だけでなく、嵐を起用する側の人間(プロデューサーや企業など)にもそう思わせることができ、結果嵐を起用し続けるようになる。


多少出演料が高くても、商品が売れ続けるなら会社にとってはプラスで、特に大手は嵐を起用したいと思う。



そのサイクルを上手く作り上げることで嵐という一時代を築き上げることができる。



ファンがお金を落とし続けることで嵐に需要があると事務所や企業に錯覚させ、

仕事が舞い込むよう操作し、結果を残し続けることで嵐を世間に知らしめる機会を作る。


あとは他の人が言っていたように嵐自身のポテンシャルが高いので、

嵐を知れば彼らの五人五様の魅力にハマり、一人、また一人とファンも増え、彼ら自身に実力があるからこそ活躍の場を更に増やし、結果として数々の偉業を達成し、国民的アイドルとなりました。


そしてそんな嵐を見続けたいとまたファンはお金を落としていく。

しかもそれを苦に思うことなく、自然とそう思わせる。


そのサイクルを上手く作ることができた嵐は台風が去るようにブームで終わることなく、TOPになりたい、という夢を叶え、頂点に立ち続けることができました。



ただ、じゃあ同じように応援すれば自グループも売れるのか?と言われればそれは何とも言えない。


この「何事にも惜しまずお金を使う」ということは正直難しいこと。

関ジャニ∞を掛け持ちしている私からすると、eighterは現場へのお金は惜しまないけれど、彼らの商品にお金を使う印象は薄い。


しかも自担主義の人が多く、「関ジャニ∞というグループが好きだけど、それよりも自担が好き」という考えの人が多く、

なので個人の仕事では「自担じゃないなら別にいいや」な人が多い印象。


正直それが当たり前というか、自担にお金を落としたいのは普通の感覚。



対して嵐ファンは「オールメン主義」


「自担が好きだけど、それよりも嵐5人が好き」という人が嵐ファンは多い。


だから自担以外の仕事も要チェックするし、自担以外の関連商品も買う。


"嵐"が関連する仕事ならお金を使うよ!なファンが多いおかげで、個々の仕事でも安定した数字が見込める。



それくらい「安定してお金を落とし続ける」というのは難しい。




そしてコンサートは基本的に赤字なのでいくら現場数が増えたところで彼らの売り上げにはなりません。

コンサートの赤字を補うCDやDVDの利益がなければ事務所に推してもらうことは難しい。




あともうひとつ。

正直私はファンクラブの会員数というものは当てにならないと思っています。


複数名義の人も多いし、正直あれって事務所にとってそんなに利益が出るものとも思えない。

会費といっても4000円だし、シングルCD3枚買えば会費を超える。


だからこそ会員数が100万いたところで、CDの売り上げが10万とかだったら何の意味もないと思う。



ファンクラブというものはファンの自己満足のために入るためであって、アーティスト本人の為になるものではない、と私は思います。


この前のand moreの当落の時にたくさん見たけど、

「私たちが名義を沢山作ってあげて申し込みをしてあげたおかげでドームが埋まってる。私たちに感謝しないのはおかしい」

と言っている人がいたけど、それってファンの「コンサートに行きたい」という欲望のために名義を作っているわけで、嵐の為ではない。


それに本当に埋まらないと思っていたら会場の規模を変えるし、申し込みの仕方も違うと思う。

埋まると思っているから嵐は申し込みの仕方も1人1回の申し込みなわけで。


同じ5大ドームをやっている関ジャニ∞は1名義で複数公演申し込み可、なので埋まらないと思えば嵐も同じようにするはず。


だから「私たちのおかげ」というのは違うと思う。



コンサートは基本的に赤字。

正直今の嵐はコンサートをやらなくても利益は出せる。

CMやドラマ、映画のタイアップも多いし、歌番組にもたくさん出演できるからわざわざコンサートで嵐の歌を宣伝しなくてもある程度の売り上げは見込める。


それでもコンサートをしてくれているのは良心だと思う。

彼らもコンサートという場を大事にしてくれているからこそ、毎年欠かさず行ってくれている。


"嵐の為"というのならその大量の名義を維持するお金でCDやDVDを買う方がよっぽどためになる。



嵐と関ジャニ∞を掛け持ちしている私からすると彼らの推され方の違いはそこなんじゃないかな、と思う。





なので私は改めて自グループに売れてほしいと思っているすべてのファンに言いたいです。


売れてほしいと思うなら名義を増やすよりも彼らの商品にお金を使ってください。


特に若手グループはこの数字が今後事務所に推してもらえるかどうかを左右すると言っても過言ではないです。


嵐は活動休止が決まっているし、事務所は次代を担うグループを作ろうと今よりも更に必死になるはず。

嵐ファンの私だからこんな事言いたくないけど、今がチャンスなんです。




個人的にそういうお金を落とすファンを作るのが上手いな、とここ最近で思ったのは岩橋くん。

(私がPrinceにハマったからよく調べたっていうのもあるかもだけど)


嵐の中でも相葉二宮のファンは特に自担にお金を使う印象が強いのだけれど、

岩橋くんのファンも同じように感じました。

(ちなみに相葉担は相葉さんのCMが決まれば一定期間店頭から商品が消えるくらい買い込むし、二宮担は主演映画を最低2,3回は見る人が多い)


彼らに共通するのは「私達が買ってあげないと!」と思わせるのが上手だということ。



相葉担は今まで何かと相葉さんが叩かれることが多かったせいか、ある意味過保護というか、「私たちで相葉くんを守ろう!」な人が多いので、少しでも相葉くんのために、と母親目線でお金をじゃんじゃん使う人が多い印象。


ニノちゃんは逆にホスト気質っぽい。

二宮和也という世界を楽しむためにお金を落とす、みたいな人が多い印象。

だから同じ映画でも「こんな素晴らしい作品を映画館で見ない方が損をする!」とめちゃくちゃ観に行く。

ちなみに私のフォロワー様でプラチナデータを10回以上観てる人もいました。



岩橋くんのファンはどちらもというか、「岩橋くんを私たちが守ろう!」な人もいれば、岩橋玄樹という世界を楽しむために注ぎ込む人、どっちもいるイメージ。


だからこそJr.大賞5連覇出来たんだろうし、そうさせる魅力があることはアイドルとして必要不可欠だし誇っていいと思う。





アイドルだから歌が下手でも、ダンスが下手でも事務所からすれば正直関係ないです。


だって彼らはアーティストじゃないし、それをメインに仕事しているわけじゃない。


彼らの様々な個性や魅力でどれだけ「お金を落としてくれるか」が一番重要で、その影響力の大きさや可能性を事務所は見ているんじゃないか、と私は思います。



だから本当に売れてほしいと思うなら商品を買うしかない。

直接自担本人にお金が入っていかなくても、それは将来的に大きなお金となって自担の懐に入る。



私はそう思ってこれからも嵐や関ジャニ∞、そして生存確認が取れたすばるくんにお金を使い続けるだろうし、

とりあえずなくなりかけているNANOXの詰め替えを買って帰る。