久しぶりに元気が出るLIVEを観ました。
私はこのDVDを見ると必ず泣きます。
私はこのオーラスには参加していないのですが、前日は参加していた為、この時はまだ大阪にいました。
そして大倉の腸閉塞をTwitterで知り、オーラスに入っていたすばる担の方からライブ終了後LINEで直接報告を受けました。
始まる前にエイトが私服のまま謝罪をしたこと。
eighterに6人でライブをしていいかを確認したこと。
そしてライブ中も6人で大倉の穴を埋めるように必死だったこと。
当たり前のように7人揃っていた翌日に、それが当たり前じゃなかったことを知りました。
そしてその公演を初めてDVDで見た時、これが本当にあったんだなあとどこか実感が湧きませんでした。
だって私が行った公演はすべて7人全員揃ってるライブで、
どこを切り取ってもみんな笑ってるし、DVDを見ても自分の思い出が蘇る方が強かった。
大倉のうちわを持って歌ったり、大倉がいないことをネタにしたりしてるのを見ても、いつものエイトのおふざけのような感じがして正直微笑ましさすら感じた。
これが噂のmy storeのすばるくんかあ、大倉の衣装大きいんだろうな、可愛いなあ、なんて思いながら見ていました。
そしていつの間にか侍唄の前のすばるくんの最後の挨拶まできていた。
すばるくんは最後の挨拶は公演通して大体同じことを言うことが多いから、自分の時もこんなこと言ってたなあなんて思い出しながら見ていました。
けど、この日の挨拶はそれだけじゃなくて。
「今日は、悲しい思いをした人はいると思うけど…でも、それでも俺らはみんなの前に立とうって決めたんで…あの、ごめんなさいね。でも…また来てくださいよ」
そう言いながら溢れ出る涙を止められないすばるくん。
そして同じように何かを堪えるようなメンバーの顔。
私はすばるくんがライブで泣いているのを初めてみた。
メンバーやお母さんから手紙をもらった時も、10周年の時も、大倉やヤスが号泣しながらAll is wellを歌っていた時も。
すばるくんだけは、決して泣くことがなかった。
涙を溜めることはあっても、それを溢れさせることはなかった。
そんなすばるくんの涙につられるように私も涙が止まらなかった。
振り返ってみると、すばるくんはふりむくわけにはいかないぜからバンドが続くところでずっと涙を溜めたまま歌っていた。
最近はあまりドラムの方を振り返って歌うことなんてないのに、大倉がいるはずのところを見ながらギターを弾いていた。
それを見てすばるくんだって悲しい思いをした1人なのだと気付いた。
昨日まで隣に立っていたメンバーが今日はいないってどれだけ辛い事なんだろう。
いつも好きだというドラムの音がない所で歌うのってどんな気持ちなんだろう。
けど、それを見せないようにずっと笑って、歌っていたすばるくん。
誰が悪いわけでもないのに「ごめんなさい」と謝るすばるくん。
このライブが、このツアーが悲しい思い出にならないように頑張っていた。
私がここまで自分の公演を思い出しながら笑ってみることができたのも、関ジャニ∞がそう出来るように頑張っていたからだった。
だから私はこのDVDが発売した時に「なぜこの公演以外にしなかったのか」「6人のライブなんていらない」という声が多かったのが悲しかった。
私は当日参加していなかったけど、DVDで見ることができてよかった。
この事実を知ることができてよかった。
勿論出来ることなら7人全員のライブを見たいし、それも映像化して欲しかった気持ちがあるのは事実だけど、この公演で何があったのかを一部始終知ることが出来たのは一ファンとしてよかったと思う。
けど受け取り方は人それぞれだし、反対の声があっても仕方ないと思う。
やっぱり自分の大好きな人がいないライブを観るのは辛いと思うから。
そして私がこのDVD発売で一番哀しかったのは大山田のユニットのことだった。
大倉不在の穴を埋めるためにすばるくんが急遽参加したユニット。
当たり前だけど練習なんかしてるわけないし、本当なら参加する必要のない曲。
けど、曲が始まって2人しか映らないシルエットを見てeighterが悲しい気持ちにならないように、少しでも笑顔を作ってあげられるようにすばるくんは急遽参加した。
それなのに、その気持ちを踏みにじるように「すばるなんかいらない。大倉がいないなら丸とヤスだけでよかった。すばるが出る必要なんかない」って言う人がいて私はとても悲しかった。
私がすばるくんのファンだからすばるくん贔屓してるところも多分にあると思う。
それを承知の上で、この言葉はとても悲しかった。
すばるくんがどんな気持ちでユニットに参加したのか。
それが伝わっていないことが悲しい。
私は大倉ファンじゃないから、その場にいなかったからその時の悲しみは想像することしかできない。
けど、すばるくんがどれだけeighterを大切に想ってくれているかは知ってる。
そして関ジャニ∞をどれだけ大事にしているかを知っている。
eighterだけじゃなくて、ヤスや丸を想って参加したすばるくんをそんな風に言われるのはとても悔しい。
それを言ったのが大倉担なら大倉がいないユニットを見るのは辛いだろうし、仕方ないと思えたかもしれない。
けどそれを言ったのは全く別の担当の人だった。
全員がそれぞれ大倉の穴を埋めようとしていた事を見ているはずなのに、そんな事を簡単に言ってしまうのか、とそれを見た時遣る瀬無い気持ちになった。
でもそれはそれで仕方ないのかもしれない。
届く人には届くだろうし、届かない人には届かないから。
私はその想いを受け取ることができた人で、それはとても幸せな事なんだと思う。
想いが届かなくても、それが一方通行かもしれなくても、関ジャニ∞はちゃんと届けてくれる。
それを再確認できた元気が出るLIVEはとても意味があったライブだと私は思う。
そしてこれからは全員が揃い続けられるように、そしてそれを見届けられるように私は2018年も変わらずeighterを続けて行こうと思います。