歌が上手い論争


ネットで物議を醸しているある話題をたまたま発見しました。

ずばり、

大野智渋谷すばるはどちらの方が歌が上手いのか?」


ある番組をきっかけに一部の嵐ファンがすばるくんをディスっているというのを小耳に挟みまして。

黙っていられない渋谷担です。どうもキモオタです。

ただ大野さんの歌が上手いのも10年嵐ファンをしているので当然わかっています。

国立で聴いたseasonは未だに忘れられません。


そしてここで私が思うのは嵐ファンはすばるくんの歌を、eighterは大野さんの歌をCDだけでなく生で聴いたことはあまりないかと思います。

なのでどちらが上手いかなんて片方しか聞いたことがない人には白黒つけられないのではないかと思います。

そんなこんなで嵐とエイトの掛け持ちをしている私が独断と偏見で彼らの歌を分析したいと思います。



まず大野さん。


美声度☆☆☆☆☆

音域の広さ☆☆☆☆☆

癖の強さ☆

伸びやかさ☆☆☆☆

声量☆☆


まさに声の好みとか関係なく誰からでも"歌の上手い人"に分類されるタイプ。

ただ大野さんの歌の上手さは兎に角安定感のあるあの歌声ありきだと思っているので拘って歌ってもその変化は感じにくいかと思います。

逆にいうとCDで聴いても生で聞いても安定感のある歌の上手さ。

そう思うくらい大野さんの声は才能だと思うし、天性のもの、そして神様からの贈り物だと思う。それくらい癖がなくすーっと入って来る声。

個人的に大野さんは本当卒なくこなすタイプというか、ダンスといい歌といい絵といい本当に全てが器用で細かい。

それは歌にも現れている。

とにかく繊細。

ただ普段の声を聞いていてもわかるように特別大きいわけではないのと、嵐があまりメインボーカルを前面に出さずにユニゾンが多いのもあり実は歌が上手いのがあまり知られていない気がする。

知っている人は知ってるというイメージ。

「あ、大野くんって歌上手いんだ」みたいな。

いつかのFNS(マイクトラブル事件)の時も大野さんの声は他メンの声で掻き消されてたし。

メインの声が聞こえないでハモだけが聞こえて不協和音に聞こえてしまったあのFNSはある意味一生忘れない。


そんな大野さんなので意外と歌が上手いことは知られていない気がする。

私も正直ファンになる前は知らなかったし。

大野くんが上手いんだーくらいな感じ。

多分見た目とのギャップもあるんだろうけど。

リーダーおっとりしてるし。


魂を震わせて歌うタイプではないし、逆にそういう歌い方をすると大野さんはきっと魅力が半減してしまうと思う。

大野さんはとにかくすーっと入ってくるのが魅力だと思うから。

だからラップとか激しい曲は向いていない気がする。

そんな大野さんの歌は言ったら磨き上がったダイヤモンドみたいな感じ。

そのままでいることが一番魅力を引き出せる、そんなイメージ。




そして次はすばるくん。



美声度☆☆☆☆☆

音域の広さ☆

癖の強さ☆☆☆☆☆

伸びやかさ☆☆☆☆

声量☆☆☆☆☆


美声の野獣という名前が付くくらいとにかく綺麗な声をしています。

が!兎に角癖が強いんじゃ(by千鳥)

本人が兎に角歌にこだわりを持って生きているのでそれがまさに歌い方にも反映されている。

そして声量もすごい。

JUKE BOXですばるくんが涙の答えの歌詞を間違えた時にすばるくんと他メンみたいになってるのに間違えているすばるくんの声しか聴こえないという現実。1対6で勝ってしまう声量。

まあそんなすばるくんなので好みがはっきり分かれるタイプ。

多分パクチーと同じで好きな人は好きだし嫌いな人は嫌い。


そしてすばるくんは割と声が高いです。

音域が決して狭いわけではないけれど広くはない。

だからか正直本人が好きなTHE ロックみたいな曲とかアップテンポな激しい曲よりも実は女性の曲、特にバラード向き。

ハナミズキとか雪の華が一番いい例だと思います。

勿論Revolverとか宇宙に行ったライオンとかLIFEを聴けばアップテンポなバンド曲でもぴったりなのはわかる。けれどすばるくんの声の魅力を一番引き出すにはやっぱりバラード。

desire(安田章大渋谷すばるのユニット曲)があれだけ名曲になったのもヤスがすばるくんの魅力を最大限に引き出せる曲を作ったからだと思っています。

desireはジャニーズ史上一番の名曲なのではと思う。

コンビ好きのジャニオタには一度は聞いて欲しい一曲。やすばは尊い(めっちゃ私情)


少し脱線しましたが…。

ただすばるくんの歌の最大の魅力は正直声質とかそんなものではないです。

一番は"心を揺さぶる、心にダイレクトに響く歌"これしかないです。

すばるくんの歌を聴くと色んな感情が流れ込んでくるし、溢れて来る。

なので正直上に書いたことは全て読み流してもらってもいいくらい。あんなのは渋谷すばるの歌を語るに必要のない文章です。

正直これは生で聞いた人にしかわからないと思う。だからこそ前置きとして多少分析させていただきました。


でも本当に誰かの歌を聴いて震えることって多分そんなにないと思う。

そしてただただ涙が溢れることってないと思う。

だけどすばるくんはそれができるんです。

勿論ライブだけじゃなくてテレビやCDでも多少はその魅力が伝わるけれど、でもきっと2割も伝わっていない。

それくらい生のすばるくんは圧倒的な力を持っている。


すばるくんは本当不思議な人で、魂を削って歌っているような歌い方をする人です。

そしてそれが聞く人全員に伝わるんです。

人を泣かせる、心を動かす力があるんです。

それを一番感じたのはアウェイで臨んだドリームフェスティバル。

誰もが「渋谷すばる?ジャニーズなら聞かなくていいか」となっていたあの状況で。

座席を離れていた人が自分の席に戻ってきて真剣に聞き始め、最後にはまるで興味のなかった人まで巻き込んで会場全体を盛り上げた。

それが出来るのはきっとすばるくんだけだと思う。

理屈じゃない。勿論それを伝える為のテクニックや努力もある。

でもそれはきっと画面越しじゃ伝えきれない。


それがすばるくんの歌のうまさなんだと思います。



そうなるとじゃあ一体どちらの方が上手いの?ってなると思いますが、

これはどちらとも言えない。

それしかないです。


数学で100点を取るのと英語で100点を取るのはどちらの方がすごいの?と聞いているようなものです。

だってそもそも2人は立っているステージが違うのだから。

そして持っている魅力も違う。

どちらも上手い。それだけ。


なのでどちらが上手いかなんて決められないし、決める必要もないんだと思う。


ただ言えることはどちらもメインボーカルとして誇れる存在なのだということと、

そんな彼らを見つけ出してくれたジャニーさんありがとう。

ただそれだけである。




アイドルの熱愛について考える



久々に自担(櫻井翔)の熱愛が出ました…!


櫻井担の皆様、息をしておりますか?

私は割とけろっとしております。寧ろ私は昨日のZERO翔さんの浮腫み具合の方に絶望しておりました…お相撲さんかよ…



翔さんは一般人の方と噂されてた事もありましたが、あんなだーんと出るのは久々かなあと…

堀北さん以来なのではと勝手に思っています。

熱愛を知って「櫻井 熱愛」で検索をかけ詳細を調べ、写真を見た私の第一声は「センス仕事しろ」だったのですが(私服へのディスり)見れば見るほどあれはわざと撮られに行ったのかなあ…と思いました。

翔さんがあんなヘマするわけないし。

いや「ださい私服」「深夜に買い物」で何回か写真撮られたけど。あれはノーカンとして。

翔さんももう35歳だし結婚を真剣に考えているのかな、と。

相手が相手だし。

ファンの反応を見るために公にしたのかなと思いました。



まあ真偽はどうであれ私は「自担には早く素敵な人を見つけ、結婚してほしい」と思っている組なので基本的にダメージはなかったです。

寧ろ翔さんに至っては「人間不信なの?」「人嫌いなの?」「優しさ知ってる?愛知ってる?」って思ってた所があったので人を愛せる人なんだと知って安心しました。自担は冷めた人間ではなかった。



でもこう感じる人って少ないんだろうなと。

私の周りでもそうだし、Twitterを見ていて「熱愛を信じたくない」「嘘といってほしい」など熱愛は嫌…という方が多かった。

相手に申し分ないし泣く泣く受け入れる…という人も結構多い気がする。

まあファンならアイドルの熱愛は嫌だよな…と思います。


知り合いのジャニオタさんに「自担には早く結婚してほしいし幸せになってほしい。あわよくばデレデレしながら子供の話とかMCでしてほしい」という話をした時のドン引いた顔は今でも忘れません。心の底から「きっしょ」って顔されました。辛い。


でも私だって最初からこう思っていたわけではなくて。


学生の頃の自分のブログを見てると、ちょうど翔さんが小林さんと熱愛出てた時期のがあって「絶対信じない!翔ちゃんに熱愛とか絶対嘘!」と書いていたし。完全に熱愛否定派でした。

でも今はまるで逆というか。

「アイドルだって人間なんだから恋ぐらいするでしょ」と考えるようになって写真があったり信憑性の高そうなものは割と信じるようになったし。

あの時は「別に付き合っててもいいんじゃない?」という人の神経がまるで理解できなかったけれど。


だけど、今は「自担には早く幸せになってほしい」と思うようになった。


自分が年齢を重ねて、大人になって結婚という言葉が遠くなくなったのもあるのかもしれないけれど、一番はすばるくんのファンになった事かな、と。


嵐が好きな人にはあまり知られていないかも知れないけれど、

すばるくんって分かりやすくどん底を経験している人で。

苦労もしてるし、落ちていきやすい所もある。そのあとちゃんと上がっていける人ではあるけれど。


発する言葉一つ一つに重みがあるし、それで気づかされる事も多い。

私が落ちた時に引き上げてくれたのもすばるくんの歌や言葉の存在が大きい。


そうしてすばるくんから色んなものをもらった時に、「私もすばるくんに何かを返したい」と漠然と思った事があって。


でもただの一ファンで、しかも割と関ジャニ∞の中ではファンが少ない部類に分けられる渋谷担の出来る事なんてライブのすばるくんの挨拶で人の7倍声を張りあげる事と団扇で「あなたのファンはちゃんとここにいますよ!」アピールするくらいしかない。

あとはすばるくんの歌の邪魔をしない。これはライブマナーとしても当たり前の事だけど。

すばるくん個人に出来る事なんてきっとそれくらい。


あとはCDやDVD、グッズを買ってグループの経済面を潤す事くらい(爆)



私にはすばるくんが落ち込んだ時に声をかける事も、

すばるくんが疲れて帰った時に「お帰りなさい、お疲れ様」と温かいご飯やお風呂を用意する事もできない。


だって私はただのファンだから。


ファンとして「関ジャニ∞渋谷すばる」を支えることはできても、「一個人としての渋谷すばる」を支えることはできない。



そう思った時に「誰かすばるくんを幸せにしてくれないかな」と考えるようになりました。

「すばるくんが自由に歌を歌えるように、誰か支えてくれないかな」と。



私はすばるくんの歌や言葉に沢山助けられたから。

でもそれを返せる方法なんてきっとほとんど無い。

私自身の手ですばるくんを幸せに出来ることなんてないから。

それならせめてすばるくんの幸せを心から願えるような人でありたい、と。

少しでも何かを返せるファンでいたいな、と思いました。



でも不思議なことにそうやって思っていると熱愛とか出てもまるで気にならなくなった。

寧ろ「おめでとう」と思えるようになった。


ただし元々個人的にそこまで好きじゃない人が相手とかだと「そうきたか…」と思う事はあるけれど。だってそれは人間だもの(笑)ごめんけど(笑)



すばるくんの熱愛が出た時も正直相手よりも「すばるくんはやっぱりおっぱいが好きなんだな」「渋谷すばるの私服はやはりおしゃれだった」「センス神かよ」「というか後ろからすばるくんを盗撮している女なんやねん」と全く関係ないところで盛り上がっていました。タフかよ。



でもきっとこう考える人は本当に一部。

熱愛に関してはやはりプロなんだから仕事の一つとして「隠すべきでは?」と思う意見も共感できる。

接客業という仕事をしている私も一社会人としては同意見だから。

何があっても仕事場に誰か1人にでもマイナスイメージになるような発言や行動をしてはダメだと思っている。

だってそれが仕事だから。

見えないところで発散する分にはどうぞどうぞって感じだけど、お客さんに見えるところでは絶対にダメだと思う。

それで商品価値って変わってくると思うから。



ただ人間は理性だけではなく感情も持ち合わせているから。

それだけでは言い切れないことってあると思う。

だから何が正解とかってないと思う。


だけど、私は好きな人の幸せを否定するよりも祝福できるようなファンでありたいな、と思う。


私はそう考えるまでに10年かかっている。

少なくとも嵐を好きになってからの5,6年は熱愛否定派だった。

でもすばるくんを好きになって3年経って考え方が変わった。


そりゃ未だに手厳しく言ってしまう事もあるけれど…

グループに支障をきたすような恋愛は違うと思ってしまうから…



ただ、基本的にはそう思っています。


本人から何か発信があったわけでもないし、真偽もどうかはわからない事だけれど。


私個人としては熱愛云々よりも兎に角早くライブDVDを発売して貰いたい、ただそれだけである。




新年会を終えて


※なぐりガキBEATの特典、7人だけの新年会2017の多少のネタバレを含みます。





なぐりガキBEATフラゲしてきました@1/24


そして関ジャニ∞の新年会、観ました。


まさかすばるくん発信の企画とは思わなかったのでとても驚きました。


終始笑えて微笑ましくて兎に角楽しかった1時間。

メンバーの知らない一面が見られたり、ほっこりするようなメンバー同士のエピソードを聞いて兎に角関ジャニ∞っていいなあって思いながら観ていました。



そして最後の2017年の抱負を語り始めた関ジャニ∞


それぞれが違った視点で、自分達の目標や抱負を語っていく中、

最後にMCをしていたすばるくんに「すばるは?」と聞いていくメンバー。


そしてそれに合わせて口を開いたすばるくん。


改めてだけど、あの言葉を聞いてすばるくんって変わらないなあって思った。


「すごく恵まれた有難い環境」

「ただ悔しい。まだまだ僕らは。何も満足していない」

「漠然と上に行きたい」

「だけど今のままでは絶対ダメ」

「何かを変えようってせな変わらない」

「それぞれが一個変わろうと踏み出していけば、そして歩み寄れば」


すばるくんの話を聞いて初めての5大ドームで「ありがとうで世界は変わると思う」とすばるくんが言っていたのをふと思い出しました。


その時の挨拶のレポを残していなかったので本当にニュアンスになるのですが、

「自分一人では変えられないかもしれないけど、一人一人が「ありがとう」って周りに伝えていく事で世界は温かく、優しく変わっていく」みたいな話をあを歌う前に毎回していました。


震災直後のライブだったからこういう話をしていたのかもしれないですが、

私はその言葉がすごく心に響いたことを今でも覚えています。

ちょうど人間不信じゃないけど、燻っていた気持ちも抱えていたから余計沁みて泣いてしまって。

その後にドームに響き渡るすばるくんの歌声を聴いてもっと泣いちゃったなあって…


まあそんな思い出はどうでもいいのですが。笑



でも本当にすばるくんはあの時から変わらないんだなあって。というか昔から変わらない。


"自分一人では難しい事でもちょっとずつでもみんなで何か行動すれば変わっていくんじゃないか"


そう本気で信じているんだなあって。


そしてだからこそ自分を変えようと思ったのかなあって。

グループの為にも、変わる決意をしたのかなって。

そしてその結果がこの前のツアーだったのかなって。


メインボーカルという立場にいて、そしてこれは天性のものなんだろうけど圧倒的センター感を持っているすばるくん。

どうしてもグループで歌番組とか出ると一番目を引いてしまう存在だからか、叩かれる事も多い。

まあ、元々万人受けするタイプではないし。

勘違いされやすい人だから。


でもきっとそれがきっかけで関ジャニ∞のチャンスを潰してしまっていた事も事実で。


悲しい事にMステとか歌番組に出た後必ず

渋谷すばるの歌が好きじゃない」

関ジャニは好きだけど渋谷すばるが無理」

「いい曲なのに渋谷の声が魅力を潰してる」

って言う人も少なくなくて。

勿論批評だけじゃないけど(ドリフェスとか高評価で、本当にすごかったし)でも認めたくないけどそう言われているのも事実。


正直お前らにすばるくんの何がわかる?って思うし、すばるくんの歌の魅力が分からないなんて損してるし可哀想な奴らだな、って思ってるけど。


でもきっとすばるくんもそういう人達に気付いてたのかなって。

だから関ジャニ∞の為にも変わる決意をしたのかなって。

自分のプライドよりもグループの将来を考えた上で、「アイドル」になる事を決めたのかなって。


ここ最近の、そしてツアーのすばるくんの行動の答えが新年会を見てわかった気がする。


だけど、すばるくんの歌に対する気持ちや信念は曲げていないし、

それを踏まえた上で関ジャニ∞というアイドルグループを背負っているんだとしたら本当に大人になったんだなあって思った。


あんなに"アイドル"という言葉に疑問を抱えていた人が。

本当に凄いと思う。



そしてもう一つ。

すばるくんが昔から言っている「言葉にしなければ伝わらない」っていう事。


抱えているだけではダメなんだって。

改めてそう感じました。



今回の話を聞いて正直驚きました。


関ジャニ∞が「現状に満足していない」っていうこともそうだし、ずっと「ただ悔しい」って思っていた事にも。


レギュラー番組も複数持っていてそれぞれがドラマや映画でも主演を務めるようになって、主題歌も歌ってCMもして。

5大ドームも毎年行えて定期的にCDやDVDをリリースして。

誰もが羨ましいと思う環境にいると思う。

きっと満足できる状況にいると思う。

満足してもおかしくないと思う。


だけどすばるくんは

「ただ悔しいですよね。僕らは」

「何も満足していない」


大倉も

「上がったり下がったりしている」

「去年は何も話題にならなかった。何か一つは入っていたい」

って言っていて。


ヤスが泣いたっていう話を聞いてメンバーみんな同じ事を考えているんだなあって。


そしてそんな事を思っていたなんて全然知らなかった。

だっていつも関ジャニ∞は楽しそうに笑っていたから。

現状に満足とは言わなくても、不満はないのかなって。


だけど彼らはそうじゃなくて。

"現状維持"じゃなくて更に上を目指していたんだって。


元気が出るLIVEの時に「これが今の自分達の全てです。これが今の俺らの最高です。」って言っていたすばるくん。


きっとあの言葉には嘘はなかった。

あの時の関ジャニ∞ができる全てのことを出し切ったライブだったと、私も思ってる。

それくらい楽しかったし、eighterで良かった、って何回ライブに行っても思ってたし、感じていた。


だけど関ジャニ∞はそれだけでは満足していなくて。

あの時も「今よりももっともっと貪欲に突き詰めていろんな事に挑戦していく。もっと大きくなる」って決意をしていた。


全員が本当にそうやって心の底から思っているんだと思う。

そしてそれを嘘にしないためにそれぞれが模索し続けている。


今回の新年会を見て改めてそう感じました。



そして何故15周年でも20周年でもないこのタイミングで新年会を開いたのか。

これからに向けてメンバー同士の意識の再確認みたいなのもあったと思うけど、それなら特典につける必要はない。

勿論特典としてなら集まりやすいっていうのはあるかもしれないけど。



きっと一番はeighterの為なんだと思う。


すばるくんが言っていた喜んでほしいっていう気持ちは勿論大前提としてあるだろうけど、

多分eighterを安心させる為なんだろうなって。



グループが大きくなる事でファンはどうしても不満や不安を抱えてしまう事があるから。


「昔はそうじゃなかった」「エイトは変わってしまった」「私が好きだった関ジャニ∞はどこに行ったの?」

そう言ってる人は0じゃない。


正直私はエイトに対してそういう思いは今の所抱いていないけど、

そう思ってしまう気持ちはわかる。

ただこれはまたエイトとは関係ない話だから触れないけれど、ファン全員が満足することって難しい。


好きだから応援してるけど、だけど彼らの今の気持ちが見えないとファンは不安になってしまうものだから。


「私は今の彼らに必要なんだろうか?」

「今彼らは誰に向けて歌っているのだろうか?」


正直そう考えてしまう事がある。

好きだから応援しているのに、そんな事を思う事自体が間違いなのかもしれないけれど。


だけど、アイドルである彼らとファンが一つになった時の喜びを知っているから。

やっぱり必要としてほしいし、必要としてくれる事で応援する活力が湧いてくる。


だけど大きくなっていく事で距離を感じてしまって、彼らの今の気持ちがわからなくなってしまって。


「今彼らは何を考えているのだろう」


答えのない自問自答を繰り返して、それに疲れて、不満が出てきて。

好きなのに、応援する事が辛い。


こんな事を言いたい為に応援しているんじゃない、

こんな事を考える為に好きになったんじゃない。


純粋な気持ちで応援していたはずなのに。


そう考え出したらいつの間にか自分が、彼らがどこにいるのかわからなくなっていた。



そう感じている人が0じゃないから。


それをきっと彼らは分かってくれていた。

だからその何処にもやれない気持ちを消化する為に、

今の彼らの考えや思いを伝える為にこういう特典という形で提供してくれたんだと思う。



すばるくんがいつも言っている事だけど、本当にその通りだと思う。

やっぱり言葉にしないと伝わらない事ってあると思う。




今回の新年会を見て私は改めて関ジャニ∞って素敵なグループだな、って思った。

そして本当にeighterって愛されてるなあって思った。


eighterの見たいものをいつも見せてくれて、

eighterの気持ちを汲み取ってちゃんと言葉や行動で示してくれて。


「どうやったらeighterに届くかな?」って考えてくれてることに本当に感謝しかない。


だからこそ改めて関ジャニ∞を応援したいと思ったし、もっと上に行かせてあげたいと思った。

もっともっと色んな景色を見せてあげたいし、見せてほしいと思った。



本当にeighterでよかった。


そして忙しい中企画を考えてくれたすばるくんには本当感謝しかないし、

きっとこの新年会はすばるくんじゃなかったら実現できなかったと思ってる。

そしてインフィニティレコーズじゃなかったらこの企画は通らなかったと思ってる。


本当に感謝しかないです。

本当にありがとうございます。


こういう関ジャニ∞の魅力が一人でも多くの人に届くといいな、って本当に思います。



そしてこんな事を書いていたらまた新年会が見たくなってきたので何回目かわからない新年会を見てきます。


そして今日はMステとAスタがあるのでそれも今から楽しみです。


それではすばるくんのシャレオツな私服を拝んできます


イケメン


渋谷すばるという無限大


「渋谷担って信者ばっかりだよね」



よく言われる言葉のひとつです。

そしてそれは渋谷すばるのファンである私達自身も分かっている事ではある。


「私ってすばるくん信者なんだろうな」


そう思う瞬間は少なくない。


まず呼び捨てできない(これは私とか多分一部だけど)

結構大倉とか信五とか丸とか呼び捨てもしくはあだ名で呼ばれることが多い中「すばるくん」で定着している。

間違っても"すばる"なんて言えない。

すばるくんもしくはすばるさん。

そして他人にすばる呼びされると無駄に反応し「すばる"くん"じゃ!呼び捨てにすんなアホ!」と錦戸亮ばりの勢いを見せる。重い。


そしてすばるくんのファンって基本的にすばるくんのやる事なす事を全て受け止める傾向があるというか。

すばるくんの行動全てが正解だとは言わないけれど、基本的にすばるくんのやりたい事を見届けたい傾向がある。

そしてダメなところを見ても甘やかしてしまう癖がある。

典型的なダメファンである。


「今のすばるくんはこういう事がやりたいんだろうな」

「芯のしっかりしてるすばるくんだから」

「すばるくんの決めた事についていきたい」


だから正直他のファンの人が自担がもししたら許さないようなことも許せてしまうのが渋谷担です。

(ズムサタ事件も「本当はいけないけど、でも朝早いし寒いだろうし人見知りなすばるくんだから仕方ない」って思ってしまったダメオタです)


だから熱愛が出ても基本的に「何年も彼女がいなかったすばるくんにもついに彼女が!」「それにすばるくんは1人じゃ生きていけない子だから」「すばるくんが幸せならそれでいい」的な謎の親目線みたいな感覚で見守りたくなる。

それはもう「幸せになれよ!(柳沢慎吾スマイル)」って親指立てたくなるレベル。お前は誰だよ。



でもこれってジャニーズの中では珍しい傾向な気がする。


よくリア恋枠って言われるようなメンバー(エイトで言うと大倉とか、嵐だとニノちゃんとか)ではあり得ないことなんじゃないかな、と。

尊敬から好き!ってよりは恋愛ゲームの王子様枠、キラキラしたアイドル、そして理想の男性に近い感覚なのが大倉二宮なのかな、と。

だから熱愛出たら「別れてほしい!」「あんな女◯◯には相応しくない!」って声が大きいのかな、と(まあそれだけじゃないだろうけど)


すばるくんってリア恋枠というよりは尊敬枠なんだろうなーって思う。寧ろ崇拝枠。所謂宗教。

だからファンがいまいち増えない。

何故なら入信しないといけないから(爆)

なので毎年感じてるすばるくんの挨拶時の周りの静けさ。笑

基本的にいつも私の周辺3メートルは誰も声を出してません(爆)



まあそれは置いておくとして。

すばるくんのファンって基本的にすばるくんに似てるところがあるというか。

不器用で人間不信、人見知り、何かに悩んでいたり、挫折をした事があるような人。


話を聞いていてもそういう人が多い気がする。


すばるくんに似たようなものを感じ、それでも前を向いてるすばるくんに希望を見出している。


すばるくんって本当にどうしようもない人間だなあって思う。

優しいのに不器用で、その癖変に繊細で。

嘘がつけなくて、自分の決めた事に真っ直ぐで。

すごく生きにくい人だろうなって思うし、実際それで苦労もしている人。

今でもネットで叩かれることも多いし。悲しい事に。


アイドルだからそういう時に落ち込んでいるような裏の姿を見せないようにするのがセオリーなんだろうけど、すばるくんはそうじゃない。


落ち込んだ時はとことん落ち込むし、疲れた時は疲れた顔をする。

とてもアイドルとは言えない。

でも、だからこそ人間味を感じるというか。

同じように何かを感じて生きているんだなあって思う。



アイドルってやっぱりマイナスな事って言わなくて。

どんなに辛い事があってもキラキラしている姿を見せようと、プラスな事しか言わない。

だから輝いて見えるし憧れるし夢が見れるんだろうなって思う。


だけどすばるくんはマイナスな事も言うし、そういう姿だって見せる。

アイドルとしてはどうなの?って思う人もいるだろう。


だけどそういう姿に少なからず安心できるのも事実。


人間どうしても黒い感情や燻った気持ちがある時ってあるし、そういう時にキラキラした前向きな言葉を聞くと「あなたには分からないだろう」って更に落ちていく時もあるから。

直向きさがストレスになる事もある。


だから他人のそういう姿を見ると自分だけじゃない安心感を得られる。


だけどすばるくんはそれだけじゃなくて。

その後に続く後ろ向きでも前向きでもない正直な気持ちや芯の強さに自分も頑張ってみよう、って思える。


生きていればどうにでもなるなって。

悩んだっていいし、そういう時間もいつか自分の為になる時がくる。

そう思わせてくれる。


すばるくんの言葉には重みがあって、"アイドル"ではなく渋谷すばるという一人の人間として届けてくれる。


そして言葉だけじゃなくて行動、それが主に歌な訳だけど。

音楽を通じて届けてくれる。


口下手だからこそ歌から届く想いの深さは違うというか。

だからすばるくんの歌は心に響くし、届いた人の心を掴んで離さないんだろうなあと。



そしてそんなすばるくんといえば。

少しネットで物議を醸していた今回のエイタメですばるくんの変化。


まず一つ目はここ数年では増えてきたけどそんなレベルではないくらいのファンサ(というかお手振り)をしていた事。

今まではどんなに他のメンバーがピック手渡ししたりお触りしたり指をさしたりファンサをしていても何事もなく歌い続けていたすばるくん。

一部では「(すばるくんの)中身が変わったのでは?」と言われるくらいの変わりよう。

まるでファンサマシーン。ただお手振り中の目線は一体どこを見ているのかわからない。

ふわふわしていてかわいい。


ファンサをするすばるくんを嫌がる人もいるけれど、私はこれに関しては素直に「すばるくんも丸くなったなあ」って思って嬉しかった。

あまり誰かの影響を受けないすばるくん(尊敬してる人とかは別として)が手を振るようになったりしたのは何か変化があったからなんだろうなって思ってそれを素直に受け止めて変わるっていうのがまず今までではあり得なかったな、と。


それにやっぱり言葉だけじゃ届かないものもあるから。

言葉と行動で示せるものってきっとたくさんあるから。

だからすばるくんなりのありがとうって気持ちだったりなのかな、と思って素直に嬉しかった。

ただ何度も言うけど目線はどこを見ているのかわからない。



そしてもうひとつはオモイダマ。


「オモイダマ今空へ駆け上った それはあの太陽より眩しかった」

今までのすばるくんは全てを曝け出すように、叫ぶように、祈るように心を震わせて歌っていた。


それが今年は柔らかく笑みをこぼしながら手を振りながら歌っていた。


とても大きな変化だと思う。

実際それを見て「渋谷すばるは変わってしまった」と言って担降りした人を見た。

元々担当じゃなくても失望したと言っている人もいた。


だけど、私は逆にすばるくんは凄いなあと思ってしまった。


今までのオモイダマといえば最後に歌うしっとりしたシーンが多かった。

10周年の関ジャニズムでは関ジャニズムとは?」という問いかけの後に歌われていた。

野外で行われた十祭ではMCの後だったけれど日が暮れて、その前にはイッコニコニコやありがとうを歌っていて会場全体がしっとりとしていた。


その中で突き抜けるようにオモイダマを叫ぶすばるくんは本当にDVDとか映像では伝わらない生で見た人にしかわからない空に突き抜けるような強さがあった。


だからこそあの叫ぶようなオモイダマだったんだろうと思う。



だけど今回のオモイダマはその時とは違う。

会場全体のライトは明るいし、その後に続くズッコケとかのまさしくアンコールっていう盛り上がる曲が用意されていた。

今までとは状況も雰囲気もまるで違う。


だからこそ歌い方を変えたのかな、と思った。


そして挨拶の時には毎回360°全体にお辞儀をしていたすばるくん。

くるくる回って手を振ったり本当に沢山の人を微笑ましい気持ちにしてくれました。


そんなすばるくんはオモイダマではステージが回る中自分が歌わない他のメンバーが歌っている時もカメラに抜かれることはないけれどひたすらみんなに手を振っていた。


この回るステージはどの公演も同じペースで回っていて、歌い終わる頃に一周回る感じになっていた。

だからどの会場でもソロパートの時はいつも同じブロックの方を見て歌うメンバー。

だからもしその時にすばるくんがいつもの目を閉じて叫ぶ歌い方をするとそこのブロックの人達だけには手を振れない。見ることすらない。だって歌っているから。


でもそれって不公平なんじゃないかなって。


ここの人達には手を振るのに、この人達には手を振らない。

いくらソロパートだからってきっとそのブロックの人達は寂しいと思う。


私は今まですばるくんがファンサをしないのはどの席の人もみんな平等に楽しませるっていう意味があるんだろうなって思っていた。

(歌に集中したいとか歌を聴いてほしいっていうのもあるだろうけど)

だって同じお金を払って同じeighterとしてライブに臨んでいるのだから。

だからアリーナだろうが天井だろうがどこにいる人も同じだけ楽しむ権利があるし、どこが特別だとかないのかなって思ってた。

だから「特別な人達」を作らない為にファンサをしていなかったのかなあと思っていた。


だけどその発想を変えたのかなって。


すばるくんはいつもeighterに「ありがとう」って言ってくれるし、その想いはしっかり届いているけれど。

やっぱり行動でも示してくれると嬉しいから。

だからみんなにファンサをするように変えたのかなって。


…まあファンサして反応が返ってくるのも嬉しいんだろうけど。だって35歳の男なわけだから。キャーキャー言われたらそりゃ嬉しいよ(笑)


でもそういう意味で今回のオモイダマはいつもと違う歌い方だったのかなって。


そう思ったきっかけはバンドの象とNOROSHIだけど。


所謂"渋谷すばるらしい歌い方"を象では特にしていた印象がある。

サビの「その足で踏み出せ!世界は変わる」の所とか回を重ねるごとにより一層THE渋谷すばるだなって思っていた。

正直「世界は変わる」の所とかは他のメンバーの声がかき消されていたくらいだし。ごめんけど。


でもそれは想いを乗せていい場面だからすばるくんも全力で歌っていたんだろうなって思ってる。

「産まれてきてくれてありがとう」の所とかも結構オリジナリティ入れてきてたし。


だからそこで感情を剥き出しにしていたのかなあって。

きっと"渋谷すばる"としてライブをしていたのなら象と同じようにオモイダマもいつもの歌い方だったとは思う。

だけどこれはソロコンじゃないから。

"渋谷すばるのライブ"じゃないから。

"関ジャニ∞のライブ"だから。

ソロコンをやったからこそすばるくんの中で"関ジャニ∞のライブ"への臨み方に変化があったんじゃないかなあと。


私はそう感じた。

だからそうやってすばるくんに変化があったことが私は嬉しかった。

 こうやってすばるくんはいい意味で変わっていくのかなあって。


でもそうは言っても根っこのところは変わっていないしね。

相変わらず渋谷すばる渋谷すばるだなあって思うし。


だからこそ安心して応援できるし、この人には敵わないなあって思う。


呆れるくらいに素直で純粋な、かっこよくて可愛らしいおっちゃんに私はこれからもついていこう思う。


改めてそう感じました。


そして私は今日も「すばるくんが明日も1日幸せでありますように」と思って眠りにつく。

まだ眠らないけど。アーセナルが恋しいのでパッチを漁って寝る。


おわり